「社員の定着率が悪い」とお悩みですか?
よく「753(シチゴサン)現象」と言われますが、新卒で入社した社員のうち3年以内に離職する者が中卒者で7割、高卒者で5割、大卒者で3割と言われています。
この傾向は今でも続いています。
さらに、ここ最近はどこの企業も人手不足の状況が続いています。
そして、さらには・・・
若手社員が「理由も分からず」静かに会社を去っていく、こうした状況も多くの中小企業経営者様からの悩みでよく聞かれます。
- 給料が低いのだろうか…?
- そもそも仕事に向いていなかったのだろうか…?
- 会社になじめなかったのだろうか…?
色々考えても見当がつかないことが多いのです。
ある時、社長は「そうだ教育が足りなかったんだ!!」
と思い、早速総務部長に「社員のヤル気が出る研修講師を呼んでくれ」と指示を出します。
そして、全社員が土日の休みに缶詰めとなって研修を受けるのです。
研修終了後のレポートを社長が読むと「これは良い事が書いてある。もしかしたら会社は変わるのでないか」と喜んでいます。
しかし、1ヶ月経っても、社員の動きは前と少しも変わりません。
社長は「なぜだろうか?研修の効果がなぜ長く続かないのか?・・・」と頭を抱えるばかりです。
なぜ「定着率が悪い」のか?
”定着率が悪い”本当の理由は4つ
- 上司、同僚、部下との人間関係に悩んだため
- 5年後、10年後の自分の姿が見えず、将来に不安なため
- 何をすれば評価されるか分からず(給料も上がらず)、やりがいが感じられないため
- 休みが少ないこと、自分の時間が持ちにくいため(若い年齢層)
社員が会社に話す退職する理由の不動の第1位は「家庭の事情」ですが、本当の理由は違っています。
実は中小企業における退職する本当の理由は、業種を共通して以上の4つのどれかに当てはまります。
定着率の低さは、1つだけの問題ではなく、複数の問題が組み合わさっていますが、性別、年代、階層、家族構成によっても傾向に違いがあるため、それぞれの理由を考えていくことが求められます。
また、人材は定着することが目標ではなく、自社のなかで役割を発揮し会社と個人の理想を実現することです。
ただし、定着だけを目指すと、結果として理想とする会社づくりから遠ざかることになることもあるため、注意が必要です。
「社員の定着率が悪い問題」を解決する手順
以下は、解決手順の一つの例です。
各社によって最適な方法は変わるため、詳細は弊社コンサルタントにお尋ねください。
Ⅰ. 組織風土調査
例えば、こんな状況はありませんか?
- 会社のビジョン浸透していない。
- 管理者が部下の面倒を見る風土がない。
- 自分から挑戦する社員が少ない。
などなど…
組織風土調査では、そんな状況を解決するために、自社の組織風土を階層毎に明らかにします。
また、他社との比較をすることで、客観的な指標に基づいて効果的な人事制度と教育体系の構築を図れます。
自社の組織風土を客観的に把握できる
Ⅱ. 人事制度の構築
ステップ① 等級制度の構築
職種を共通して会社が求める人物の目安を等級毎に設定します。
ステップ② 評価制度の構築
職種別と階層別に「仕事ぶり」を評価する評価表をつくります。
ステップ③ 昇格制度の構築
同じ地域の同業他社と、自社の全社員の賃金を比較し、現状把握を行ないます。
ステップ④ 賃金分析
同じ地域の同業他社と、自社の全社員の賃金を比較し、現状把握を行ないます。
自信を持って昇給を決定できるようになる
ステップ⑤ 賃金制度の構築
①基本給 ②手当 ③賞与の順番で作成します。
シミュレーションを繰り返し、人事制度の整合性と納得性を高めます。
ステップ⑥ 人事制度構築・運用
企業に最適な方法で人事制度を構築し、運用していきます。
人事構築パックを導入することで、短期間で人事制度すべての作成が可能です。
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