「古参社員が動かない」とお悩みですか?
以下は、ある社長と弊社大竹の会話です。
社長「50代の古参の社員についてなかなかうまくいきませんよね。」
大竹「それはどういうことでしょうか。」
社長「古参の社員にはいろいろと指示を出していますが、なかなか、行動が変わらないんですよ。」
大竹「どのように指示をされているんでしょうか。」
社長「朝礼や会議で繰り返し具体的に指示を出しているのですが、やったりやらなくなったりと中途半端なんですよ。」
社長「あと、決められた事が守られないこともよくあります。」
社長「業績もアップダウンで不安定です。」
社長「その影響もあって、20代、30代の社員もどうも動きが良くないんですよ。もちろん、1人、2人は良くやってくれてますが、言われたことはまぁまぁやるんですが、それ以上のことはやらない人が多いですね。」
このような事は皆さんの会社では起こってませんか?
特に20年、30年と長く勤続されている社員さんにこのような傾向が多いのです。
さらに、2代目、つまり事業継承された社長の場合は顕著です。
この現状をこのまま放置していたらどうでしょうか・・・
社長の思いや真意は伝わらす、社長と社員の距離がドンドン広がり、日々の指示などなかなか徹底できず、最終的には期の初めに立てた経営計画が達成できない最悪の事態になりかねません。
なぜ「古参社員が動かない」のか?
”古参社員が動かない”本当の理由は3つ
- 社長の想い、真意が伝わりにくいため
- 想い、真意が伝わるための組織がないため
- 社員一人ひとりの努力の方向性をはっきりさせていない、あるいはないため
古参社員は仕事の面においても、人の面においても社内の影響力は強く、教育の面においても、彼等の動き次第で状況が大きく変わります。
それなのに「動かない」。その理由は以上の3つしかありません。
古参社員にとっては、昔なら言葉を交えなくても社長の考えや思いがよく分かりました。
ただ、世の中の変化のスピードが上がり、社員が増えたり、社長が交代すると、以前のようには経営者の考えや思いが分かりづらくなる状況があります。
実は、古参社員は「動かない」のではなく「動き方が分からなかった」「動かし方が分からなかった」というのが問題の本質と言えます。
「古参社員が動かない問題」を解決する手順
以下は、解決手順の一つの例です。
各社によって最適な方法は変わるため、詳細は弊社コンサルタントにお尋ねください。
Ⅰ. 組織風土調査
例えば、こんな状況はありませんか?
- 会社のビジョン浸透していない。
- 管理者が部下の面倒を見る風土がない。
- 自分から挑戦する社員が少ない。
などなど…
組織風土調査では、そんな状況を解決するために、自社の組織風土を階層毎に明らかにします。
また、他社との比較をすることで、客観的な指標に基づいて効果的な人事制度と教育体系の構築を図れます。
自社の組織風土を客観的に把握できる
Ⅱ. 経営ビジョンの策定と運用支援
ステップ① 現状把握
1ヶ月目:決算書を預かり、財務面からも状況を把握します。(成長性、収益性、安定性、生産性)
ステップ② 経営分析のご報告、支援方針の決定
2ヶ月目:財務面の状況をご報告した上で、問題・課題を共有し、今後の方針について打合せします。
ステップ③ 経営計画・部門計画の策定(計画の立て方指導)
3~7ヶ月目:全社計画を立てます。その後、部門責任者に、部門計画の立て方、経営数字の見方を伝え、部門責任者自身が部門計画を立てていきます。会社と部門との整合性を取ります。
ステップ④ 行動計画の落とし込み
8ヶ月目:部門計画を各社員の行動計画へ落込んでいきます。
ステップ⑤ 経営計画発表会
9ヶ月目:全社員が一丸となる発表会を行います。(やり方もお伝えします)
ステップ⑥ 部門会議
10~12ヶ月目:数字と実行に基づいた会議を行ない、PDCAを体得いただきます。
たった8ヶ月で、自社の経営計画が策定できる
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